■ 11月はバッタがやってくる月・・・ ウガンダ
赤道直下の国、ウガンダに行ってきた。
いつ訪ねても暑い首都のカンパラだったが、今回ばかりは毎日、大雨が降り、気温は最低15度、風邪をひきかけるほど寒く感じた。
ウガンダでは最近、西部のアルバート湖近くで石油が発見されたためか、街には欧米の白人がずいぶんと増え、南アフリカと同じタイプの大型ショッピングモールがあちこちに建ち、更に建設中だった。
友人は、「白人がここに来るのは、欲しい物がある時だけさ」と言う。
3年半ぶりのウガンダは、お金さえあればたいていのものは手に入る国になっていた。
11月はバッタがやってくる月だ。早朝、草原で子どもたちがバッタを追いかけている光景が見られる。
親友のだんなさんは、西部の民族ルニャンコレで、11月にその地にやってくるバッタを、ェンセニニ (nsenene )と呼ぶ。
子どもの頃、みんなでバッタを追いかけた話をしてくれたが、その話は澄んだ大気の中で、はしゃぐ子どもたちの声まで聞こえてきそうに美しかった。
バッタがやってくるのは、朝3時頃、まだ床の中にいるのに、その気配が伝わってきたという。
「あの日だ・・・!」、夜が白ばんでくると、家族全員で草原に行き、バッタにまつわるストーリを話し、褒め称えながらバッタを呼ぶのだそうだ。
『美しいバッタよ、強い足、美しい羽は、私たちを魅了する」というふうに。
5種類のバッタがやってきて、それぞれに名前がつけられていたという。
バッタはひんやりとした草原で一休みし、気温が上がりはじめる9時頃には、再び次の地へ飛び立つのだ。わずか数時間の滞在である。
バッタはここでは、人気の食料である。
市場の中を歩いていたら、店頭に並ぶカゴの中の野菜が動きだしたので驚いて覗き込んだら、それは羽をもがれたバッタだった。
いつ訪ねても暑い首都のカンパラだったが、今回ばかりは毎日、大雨が降り、気温は最低15度、風邪をひきかけるほど寒く感じた。
ウガンダでは最近、西部のアルバート湖近くで石油が発見されたためか、街には欧米の白人がずいぶんと増え、南アフリカと同じタイプの大型ショッピングモールがあちこちに建ち、更に建設中だった。
友人は、「白人がここに来るのは、欲しい物がある時だけさ」と言う。
3年半ぶりのウガンダは、お金さえあればたいていのものは手に入る国になっていた。
11月はバッタがやってくる月だ。早朝、草原で子どもたちがバッタを追いかけている光景が見られる。
親友のだんなさんは、西部の民族ルニャンコレで、11月にその地にやってくるバッタを、ェンセニニ (nsenene )と呼ぶ。
子どもの頃、みんなでバッタを追いかけた話をしてくれたが、その話は澄んだ大気の中で、はしゃぐ子どもたちの声まで聞こえてきそうに美しかった。
バッタがやってくるのは、朝3時頃、まだ床の中にいるのに、その気配が伝わってきたという。
「あの日だ・・・!」、夜が白ばんでくると、家族全員で草原に行き、バッタにまつわるストーリを話し、褒め称えながらバッタを呼ぶのだそうだ。
『美しいバッタよ、強い足、美しい羽は、私たちを魅了する」というふうに。
5種類のバッタがやってきて、それぞれに名前がつけられていたという。
バッタはひんやりとした草原で一休みし、気温が上がりはじめる9時頃には、再び次の地へ飛び立つのだ。わずか数時間の滞在である。
バッタはここでは、人気の食料である。
市場の中を歩いていたら、店頭に並ぶカゴの中の野菜が動きだしたので驚いて覗き込んだら、それは羽をもがれたバッタだった。
- [2011/12/28 19:02]
- Jenaguruの活動のこと |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://jenaguru.blog57.fc2.com/tb.php/472-788b52fd
- | HOME |
コメントの投稿