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■ 2009年、ジンバブエの春 

 こちらに戻ってしばらくは、日本が夢のように感じられ、
また落ち葉が舞い散る広々としたジンバブエも夢のように
感じられ、宙に浮いているようだったが、そんな状態は
長くは続かない。

 マーケットに行ってみると、品物の値段は相変わらず高く、
少し安くなっているのはビスケットくらい。ジンバブエ製の
食料は更に減り、南アフリカ製のものが更に増えている。
 美味しかった100%レモンのジュース、純粋ピーナツクリ
ーム、チリソース、野菜の種や花の種はどこにいったの
だろう?今、出回っている輸入品は、ジンバブエ製の何倍もの
値段で、一般の人たちの手には届かない。
    

 こちらは、8月2日から3学期が始まる。
先月、政府は公立学校の授業料を1学期分2000円にすると
発表したらしい。ジンバブエでは、日本のように「義務教
育」という呼び方はなく、生徒は1学期分ずつ授業料を納め
て授業を受けている。

 2008年ころから、国の予算がないということで、公立の
学校は学校運営の費用を生徒の授業料でまかなわなくては
ならなくなり、中には1学期分の授業料を3万円~5万円に
上げる学校もあった。

 こんなに高くては学業を続けられる生徒はわずかしかい
ない。国民からの強い不満の声に、政府は授業料の額を
新たに決めたのだろう。

 この先、どうなるのだろうと思っていると、新学期を
数日後に控えた昨日、教師組合の声明がラジオのニュースで
流れた。

 これまで政府は公務員に対して「財政がひっぱくしている
ので、昇給は待つように」と理解を求めてきたが、最近、
暫定政府の閣僚らに公用車として新たにベンツを購入するなど
したらしく、そのことが、教師の怒りをかったのか。

 声明の内容は、「我々は数回にわたり、政府と交渉して
きたが、得たものは" 約束 ” だけだった。新学期まで政府から
プログレッシブ(進歩的)な回答が出なければ、生徒らが影響
を受けるだろう」。
 女性の力強い声だった。この2~3か月、交渉は何も進展して
いなかったのだ。

 ジンバブエでも豚インフルエンザの感染者が出始めている。
同じような理由から、医師もストライキ中だ。
            

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