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■ いたたまれない新年のはじまり 

小樽の花園町に高いレンガを積んだ煙突がそびえる”つるや”という古い
餅屋がある。建物は昭和のままで、本当の餅屋という感じだ。

今年も、そのつるやの餅で雑煮を作り、新年を迎えた。が、テレビから流れる
新年のニュースの残酷さはどうだ。
切なくて、雑煮の味もしなくなる。

イスラエルがガザに入り込み、地上戦をはじめた。
パレスチナ人は国境を閉ざされ、隣国に逃れることもできず、水、食料、電気、
燃料に困窮した上、いつイスラエル兵がやってきて殺されるかわからない恐怖
にさらされている。
すでに多数のこどもや女性を含む500人以上の一般市民が殺された。
しかし、国連は何の力も発揮しない。
まるで国連=アメリカ、そしてアメリカは、まるでイスラエルの兄弟のようだ。

ジンバブエにいる時は、プレステレビ(イランの国際放送)やレバノン発の
ニュースが見れるので、アラブ諸国の視点で内側と外側を見ることが
できるが、日本のニュースでは、表面しか伝えず、みなアメリカ寄りである。

以下のサイトでは、ガザ市内の状況を多数の写真で伝えていると、読者が
知らせてくれた。是非、見て欲しい。

http://www.webdice.jp/dice/detail/1195/
sinen.jpg
パレスチナ人のLama Hamdan(4歳)が埋葬される 2008年12月30日(photo by Amir Farshad Ebrahimi)

アメリカでは、オバマの就任が近づいている。
大統領の子弟が通う私立の学校など、そんなニュースはもう十分だ。
その学校の子どもたちと同じ年齢の子どもたちを、容赦なく殺し続ける
イスラエル、そのイスラエルとの関係をオバマはどうしていくのか。
アメリカの大統領選挙を見守った人たちは皆、その第一声を待っている
のであるが・・・・。

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