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■ 大家族のような人たち 

アート展の会場であるマンション、アイランド大須の住人は、みな仲良しで
まるで大家族のようだ。廊下やエレベーターでは、互いに挨拶を交わし、
知らない私にまで「今晩は!」と声をかけてくれる。

1階にある喫茶店、”小春日和”で、私は毎朝、ママさんに水差しに氷を
たくさん入れてもらい、かわいいアフリカの店の前にテーブルと椅子を出して
すわり、うちわで扇ぎ、涼をとっている。
名古屋は毎日、最高気温を更新するような暑い日が続いていて、
雨が降っても気温は全く下がらず、雨水すらぬるい感じだ。


昨日は、暑い中、赤ちゃんを乳母車に乗せ、よちよち歩きの子どもを連れた
お母さんがアフリカ展を見にきてくれた。アイランド大須の住人である。

父親がボブ・マーリーの大ファンで、自分もサーフィンをやりはじめた
10代中頃から、ボブ・マーリーが好きになり、子どもの名前もマーリーと
いうのだという。今は、大須の商店街にレゲエの店を出しているらしい。

そのやっと立っているマーリーちゃんが、ジャナグルの曲に合わせて
踊ろうとする。
手拍子をしたり、足でリズムをとったり、居合わせた大人が一緒に
体を動かすと、マーリーちゃんは、ますます張り切って体を揺らした。

ボブ・マリーのファンは、3代目に入っているようだ。

                       (高橋 朋子)

           

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