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■ 乾期の終りを告げる雨 

 夕方、西の空に雲が広がったと思うと、夜になって
 サワサワと雨が降り出しました。数ヶ月ぶりです。
 そろそろ、乾期の終りです。
 カンカンに乾いていていた大地も空気も、この雨で
 湿りを帯び、明日は、あたり一面、うっすらと緑の
 ベールがかかったかのような美しい朝となるでしょう。
 鳥も喜び、夜明け前からにぎやかにさえずる朝に
 なるでしょう。
 
 ところで、
 今、こちらでは、うすむらさきの栴檀の花が満開で、
 甘い香りにクラ-ッと酔ってしまいそうです。
 しかし、この花は、9月には、咲いたころがないよう
 な気がします。木には、まだ黄色の実がついたまま
 なのです。
 
 また、アマリリスも咲き始めました。私の記憶では
 クリスマスの頃、満開だったと思うのです。
 ジャスミンが今頃まで、つぼみをつけているのも
 何だかおかしいし、
 今年の冬は、あまり寒くなかったとみんなが言います。
 
 ここも気候が変わっていっているのかもしれません。
 毎日、首をかしげていないで、これからは 
 咲いている花と旬の果物をダイアリーに
 メモしていこうと思います。
              
              高橋朋子(ジンバブエ)

コメント

秋が来て冬を思う札幌より

今年の夏は、異常、異常、暑い暑いと言ってるうちに、朝晩は寒いくらいの今日この頃です。
今日のFM放送、高橋さんの元気な声なつかしくお聞きました。夢の実現にがんばっているお話から元気をもらいました。
高橋さんの夢の中には、愛も、苦労も、努力も全部包まれているようですね。
物のあふれた日本ですが、なぜか夢が持てない・元気が出ないちょっと寂しすぎますね~。

ギャラリー粋ふようさん

コメントをありがとうございます。こちらに戻って1ヶ月が過ぎました。あれもない、これもないと暮しているうちに、色々なものをありがたく思うようになってきました。
 久しぶりのパンの匂い、米が炊ける匂い、あったかい紅茶、粉ミルク、ろうそくの灯り、そしてマッチにまで。欠乏して、はじめてありがたみがわかるのでしょうか。イスラム教の人達は、今、ラマダンで、貧しい人たちのために食事を用意、日没後にみんなで食べています。分け合う人がいないのは、寂しいことですよね。

ジンバブエの記事をみて

はじめまして。
以前、高橋さんの著書、ジンバブエを読んで、なんてガッツ!のある方なんだろうと思っておりました。私もアフリカに興味があり、本を読んだり、ニュースや報道など、日々、気にしております。また、アフリカの音楽が大好き!国や地方、また同じ地方でも様々なものがあったり。とっても興味をもっています。なので、高橋さんの活動も、ほんとにすばらしいなあ、と思っており、一度フェスティバルにも行ってみたいと思っていました。
アフリカの映画なども、必ず見に行っています。
でも、知れば知る程、魅力を感じるとともに、生きることのたいへんさが伝わってきます。
そういう思いをもって、また、ぱらぱらと著作を見ていた時に、丁度朝日新聞で、ザンジバルの記事が。「独立27年逃げる民」としてでていました。
くれぐれも、くれぐれも、高橋さんとジンバブエの平穏な暮らしを願っています。

Keikoさん

コメントありがとうございます。
また拙書も読んでいただいたそうで、うれしいです。
日本ではメディアが頻繁に「わが国は先進国」「経済大国」と
叫んでいますが、日本を出て思ったのは、本当にそうなんだろうかと、
いうことです。同じように、日本は便利、日本の暮しは楽、と思って
いる人が多いようですが、便利すぎて生きている
楽しみがなくなっているのでは・・・と思うこともあります。
アートセンターが完成したあかつきには、是非、見学に
いらしてください。少しずつですが、前進しています。

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