■ 夕暮れの広小路通り
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ジャナグルが、はじめて日本ツアーをしたのは2002年、
北海道内10ヶ所で演奏した後、小樽からフェリーで最後の
演奏地、秋田に向かった。
秋田駅では、電車の待ち合わせ時間が長いので、
駅の外に出て周辺を散歩した。
すがすがしい夏の朝で、
犬の散歩に行く人、仕事に向かう人と会釈を
交わしたが、みな感じがよく、
オープンと同時に入ったデパートの店員さんが、また
親切だった。
メンバーのひとりが、東京行きの新幹線の切符を
失くした時も、駅員さんは大変親切に応対してくれ、
私はすっかり秋田が好きになった。
その翌年、私はひとりで秋田を訪ね、2004年から
県のギャラリー、アトリオンでアフリカンアート展を
はじめた。
先日、1年ぶりに夕暮れの秋田の町を歩いた。
旭川沿いの柳の葉が風に揺れるのを眺め、
竿灯祭りの提灯がかざりつけられたさいわい橋をわたり、
広小路通りに入る。
すてきな店がたくさんあったに違いないこの通りには、
地元のデパートもあったのだがシャッターを下ろしており、
営業していないようだった。
建物を壊し、さら地になってしまったところもある。
そんな風景を見ていると、自分がどこにいるのか
わからなってしまう。私がこれまで訪ねたどの町にも
そのような一角があったのだ。
山形、青森、弘前、函館、札幌、小樽、沖縄のコザ、
そして、それらの町には、必ず町の全人口を呑み込んでも
まだ足りない巨大な店があって、口をガランとあけている。
少し歩いて行くと、教会があった。
壁に、「読んでみたい」と思う文字が書かれている。
『大切なことは、どれだけたくさんのこと、偉大な
ことをしたかでなく、どれだけ心をこめたかです。
マザーテレサ 』
この言葉を読んで、私は”広小路通りは大丈夫”とでも
いうような気持ちになった。
この言葉を書いた文字には、何か清いものが感じられる。
毎日、何人もの人たちが、読んでいるにちがいない。
北海道内10ヶ所で演奏した後、小樽からフェリーで最後の
演奏地、秋田に向かった。
秋田駅では、電車の待ち合わせ時間が長いので、
駅の外に出て周辺を散歩した。
すがすがしい夏の朝で、
犬の散歩に行く人、仕事に向かう人と会釈を
交わしたが、みな感じがよく、
オープンと同時に入ったデパートの店員さんが、また
親切だった。
メンバーのひとりが、東京行きの新幹線の切符を
失くした時も、駅員さんは大変親切に応対してくれ、
私はすっかり秋田が好きになった。
その翌年、私はひとりで秋田を訪ね、2004年から
県のギャラリー、アトリオンでアフリカンアート展を
はじめた。
先日、1年ぶりに夕暮れの秋田の町を歩いた。
旭川沿いの柳の葉が風に揺れるのを眺め、
竿灯祭りの提灯がかざりつけられたさいわい橋をわたり、
広小路通りに入る。
すてきな店がたくさんあったに違いないこの通りには、
地元のデパートもあったのだがシャッターを下ろしており、
営業していないようだった。
建物を壊し、さら地になってしまったところもある。
そんな風景を見ていると、自分がどこにいるのか
わからなってしまう。私がこれまで訪ねたどの町にも
そのような一角があったのだ。
山形、青森、弘前、函館、札幌、小樽、沖縄のコザ、
そして、それらの町には、必ず町の全人口を呑み込んでも
まだ足りない巨大な店があって、口をガランとあけている。
少し歩いて行くと、教会があった。
壁に、「読んでみたい」と思う文字が書かれている。
『大切なことは、どれだけたくさんのこと、偉大な
ことをしたかでなく、どれだけ心をこめたかです。
マザーテレサ 』
この言葉を読んで、私は”広小路通りは大丈夫”とでも
いうような気持ちになった。
この言葉を書いた文字には、何か清いものが感じられる。
毎日、何人もの人たちが、読んでいるにちがいない。
- [2007/07/21 01:28]
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