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■ ジャナグルの活動がヘラルド新聞に! 

昨日、クライブ・マルンガから電話があった。
ジンバブエは大分、寒くなり、朝夕はかなり冷え込んで
いるという。
私が神戸、東京と回っている間に小樽の桜は満開が過ぎ、
コートがいらない季節になった。しかし、27日にはジンバブエに
戻るのでまたセーターを出してきて帰りの準備を進めている。

マルンガの話によると、アートセンターは内壁にセメントを
塗るプラスタリングを終え、屋根に木枠をつけたらしい。
4月からは日曜日も休ますに働いているという。

5月16日にジンバブエのヘラルド新聞にジャナグルの活動が
載ったと、記事をファックスしてきた。

ヘラルド紙にジャナグルキッズが!


以前、このブログでも紹介したジャナグルジュニアバンドの
メンバー全員が笑っている大きな写真も載っているので、
是非、見ていただきたいのだが、ファックスなので上手く
出るかどうか。

記事の見出しは
『ジャナグルアートセンター、若い伝統楽器奏者を育てる』
「ジャナグルアートセンターは伝統楽器を演奏する若い、
 新しい世代を育てている。この活動は、ジンバブエの伝統音楽を
 ゆるやかに上昇させ、次のレベルに持ち上げるに違いない。
 メンバーは、ムナシェ・ティノテンダ(12歳)がドラム、
 ンビラ、ンゴマ、ムディワ・リチャードラング(12歳)が
 べースギターとマラカス、タテンダ・タワンダ(9歳)が
 キーボード、ピアノ、ンビラ、ダンス、ムニャラジ・アネス
 (9歳)がリードギター、ンビラ、ボーカル、ティチャファナ・
 マコンボレロ(5歳)がパーカッション、ダンス、ボーカル
 を担当している。
 アーティスティックディレクターのクライブ・マルンガは
 ”アートと文化を前に進めていくためには、人材を育てることが
 最も効力を放つ。このグループは、この国とアフリカの
 代表となるだろう。ジャナグルアートセンターは、これまでも
 若いミュージシャンに音楽のマスターディグリーを持つように
 すすめてきたし、このメンバーの学費の援助もしている。
 グループは2010年に中国で開催される万国博覧会、
 同じく2010に南アフリカで開催されるワールドカップで
 演奏する準備もセットアップした。”・・・・・・・

 ジャナグルはアートセンターの建設を着実に進めており、
 二期工事として、敷地内にコンサートホールの建設も
 計画している。
 クライブ・マルンガは”私たちの国レベルでの使命は、
 国民の才能のショーケースとなることで、現在、政府に
 芸術と文化だけを受け持つ”アート・カルチャー省”の
 新設を呼びかけている。国の元で、無料でトレーニングを
 受けられるようになれば素晴らしい。”」


ジャナグルジュニアバンドのメンバーのうち4人は様々な
理由から母親だけの家庭で、1人は両親が子どもを育てる
ことができず孤児院で育てられている。昨年は、学費を
まかなうことがむずかしく、大阪の朝日新聞社の記者、
阿久沢悦子さん、札幌のギャラリー粋ふようの加藤なつ子
さんと友人のみなさんからいただいたカンパを学費に
充てさせていただいた。改めて御礼をいいます。
                      (高橋)
                   

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