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■ 夕張への道を選んだ小樽市民 

小樽の市長選挙の結果が出た夜は、ショックで地面が
海に沈んでいくような気がした。
すでに1400億円の赤字を抱えているにも関わらず、
更に220億円の借金をして市立病院を建て直そうと
する山田市長(68歳)が再選されたのだ。

山田市長は、市立病院を交通の便のよい高台の現在地から、
破綻したマイカルの横の埋立地の、
パチンコ屋と葬儀屋に挟まれた場所に移転すると言っている。
なぜ、洗濯物さえ潮風で湿って乾きそうにない
それもやかましいアミューズメントエリアに
病院の建設許可が出ているのか。おまけに、その病院には
産科も小児科もないのだ。

今年に入り、毎年14億円もの赤字を出し続けている
小樽市立病院を、病院問題のエキスパートである長隆
(おさ・たかし)氏が調査した。そして市内で
講演会を開き、その結果を『病院の現状は相当重傷で、
(新病院建設)は犯罪的計画』であると報告している。


今回の選挙には3人が立候補した。

自民、公明、民主(!)推薦の現職山田市長、

自民党から公認を得られず無所属で出た佐藤氏(65歳)、
病院はリフォームで、と訴えたが、50年前に建設された
市立病院は図面すらないため、それは不可能と言われている。
仮に化粧直しをしても、この先何年もつのか?

もう一人は森井氏(市会議員・34歳)で、市長の計画は
破綻を招くだけ、市内の医療体制を構築し必要な専科を
人口に見合った規模で現地に建設。市の収入・支出公開、
市議の定年制etcを訴えた。

私は森井氏に共感し、3月末から応援してきた。
なんとか夕張にならないようにと祈るような気持ちできた。
だが、選挙結果は、

山田   30,297
佐藤 25,511
森井 23,019

なんと、悪いのは市民だったのだ。
悪化を望んでいるのは市民だったのだ。


しかし、小樽市立病院の移転に関してよく見てみると、
佐藤、森井の票を合わせた4万8千人以上の市民が
(投票した人の60%以上)反対していることになる。
何もあきらめることはないのだ。

昨日今日と、会った人とは必ず選挙結果が話題になる。
人々が今回ほど選挙に関心を持ったことはい。
もう人まかせの時代は終わったのだ。

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