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■ 「マコロコト ネ ゴレイジャ!!!」 

 新年あけましておめでとうございます!

 今日のハラレは、朝から曇り空、時々小雨が降っています。
 
 昨年は、ジャナグルの日本ツアーが実現し、そしてアート
 センターの建設に入るなど、素晴らしく幸運な年でした。
 
 各地でジャナグルのコンサートを主催し、また支えて下さ
 った皆さんに、心からお礼申し上げます。
 また、日本の子どもたちに生のアフリカの音楽をと、学校
 公演を実現させて下さった先生方、そしてPTAのみなさん、
 本当にありがとうございました!!

 こちらでは、新年の今日、道行く人々は、「マコロコト 
 ネ ゴレイジャ!」と挨拶を交わしています。マコロコト
 はショナ語で”おめでとう”という意味です。
  
 さきほど友人から「新年を迎え、年をとれることは素晴ら
 しい!」と電話がありました。ここでは、医療設備や薬の
 不足から、治療可能な病気でも亡くなってしまう人が多い
 からでしょう。20~30代で亡くなる人も少なくないのです。
 


 さて、こちらでは15年ほど前に、サテライトデイッシュを
 取り付ければ有料で衛星放送が見られるようになりました。
 中国、欧米のニュースは24時間流れています。
 今日は、オーストラリア、韓国、イギリスなど、様々な国
 が新年の花火を競い合うように上げ、人々が狂喜する様子
 をBBC,CNNは繰り返し流しています。
 
 昨年は、同じようなニュースを見て、世界の人たちは、この
 花火のうちの一発でもいいから節約して、自分たちの力では
 どうにもならない貧困と戦っている人たちのために使えない
 ものだろうかと思いました。

 今年は、ー発でなく、一度でいいから、世界の一国だけでも
 いいから、花火を見たつもり、花火を打ち上げたつもりで
 キャドルを灯し、そのお金を貧困からぬけだせない人たちへ
 の融資に充てられないものか、と強く思います。融資のため
 に、「貸す」だけでいいのです。
 昨年、ノーベル平和賞を受賞したバングラディシュのムハ
 メド・ユヌス氏は、それを実践し、数百万の人たちが自活
 の道を開いたと言っています。その有効性はアジアだけ
 でなく、南米でも実証されているようです。 
 
 バーン!バーン!ドドドーッ!という新年の絢爛豪華な花火
 の音を聞くたびに、私の心臓はなんだかドキドキし、頭には
 札束が浮かんできます。
 おそらく、あの華々しい新年の花火をアフリカから見ている
 人たちのほとんどが、私と似たような気持ちでいると思いま
 す。


 ★☆★ 本年もジャナグルのブログをよろしくお願い致します!!
 ★☆★ 近日中にジャナグルのホームページが出来上る予定です!!
 
                        (高橋)  

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