■ もうひとつのングンドゥも人気あり


ジンバブエでは伝統的な儀式でかぶるダチョウの羽根の帽子をングンドゥと呼びますが、この山あらしの体表のトゲを縫いこんで作った帽子もまた、ングンドゥです。
トゲの先は、ペン先になるほど鋭く、色はごらんのとおり黒と白。学校公演では、このトゲが本物だと言うと「エーッ!」と子ども達から声が上がり、演奏がはじまると、ステージに登って後ろからメンバーがかぶっているングンドゥに触りに来るのでした。
白と黒のビーズを編んだトゲの根元の三角形の模様は、ジンバブエ遺跡の石積みに見られ、国のシンボルにもなっています。
今日は、イボンヌがモデルです。イボンヌはベニア板に描
かれた肩から上だけのハンガー型のモデルで、数年前からア
フリカ展のドレスや帽子、アクセサリーのモデルを勤めてい
ます
このイボンヌという名前は、胸の上の方に書かれてあり、
他にミシェル、セカイ、ルドという名前のモデルがいますが、
全員に共通しているのは、ふくよかさです。顔だけで全身の
感じが想像できるのでした。
こんなにトゲが長いングンドゥは珍しく、神戸のたんぽぽ
から演奏の時に、と注文があったので送りました。
(ジャナグル 高橋 朋子)
- [2006/11/14 19:56]
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