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■ ハラレのンバレムシカ 雨期近し 

ハラレは乾燥した暑い日が続いている。雨が降りそうで降らない。
水に足を浸しているだけでも気持がいいのだが、断水が続いている。

ンバレムシカのマーケットに、収穫を祝うダンスで使うルセロ(バス
ケット)を見に行った。
畳1枚ほどのテーブルの店がズラリと並び、色んな物を売っている。

楽器もあればクラフトもあり、素朴な器や槍、木の彫り物、
見た目では、それが何なのか想像もつかないものも並んでいる。

いつも行く店で水がめを見ている間に、長い教会のガウンを着た青年が
小さなカボチャの実をくりぬいて作った柄杓を買って行った。
値切りもせず、ひとつ2ドル。これからどこかにお祈りに行くのだろう。
天然の柄杓で飲む水は美味しいに違いない。

店番をしているお母さんたちと目が合うたびに、「なんて暑さ!」
という挨拶が返ってくる。
元気なのは、歓声を上げて通路で遊んでいる子供たちだ。

ホショを鳴らしドラムを叩いて演奏している男たちもいる。
演奏しながら自分たちのCDを売っているらしい。

ンバレの道路沿いに、こんなじっくりとした絵がある。
赤ちゃんをお守りして抱く女の子、よく見かける光景だ。
だが、ふたりの頭からは青々とした植物が成長している。
将来を志向してか。思考が芽を出したか。

どこにでもあるようなアパート、その小さな窓からはみ出した洗濯物、
すすけたセメントの塀、景色のすべてが、道行く人さえ、
この絵の深みの中に、ちょこんとおさまってしまう。

体は遠くに行けずとも、私たちは、どこまでも自由だということを、
この絵を見るたびに思う。
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■ ジャナグルの演奏をあなたの母校の子どもたちに贈りませんか?


 来年のジャナグル日本ツアーの準備のために帰国しています。

 ジンバブエは暑く、グゥワバの白い花が咲いていましたが、ここ小樽は

 一面白い雪。飛行機は香港からの観光客で一杯でした。

 
 さてジャナグルは来年も日本ツアーを計画しています。6月~7月初旬にかけて

 福岡県、岡山県、兵庫県、大阪府の順に回ります。岡山、兵庫、大阪、長野、愛知、

 新潟でジャナグルの公演をご希望される方がおられましたら、ご連絡下さい。

 他の地域でも結構です。公演の最終地は北海道になります。

 懐かしい母校の子どもたちにジャナグルの演奏をプレゼントしたいという方も

 おられます。ジンバブエの子どもたちと一緒に遊ばせたいという学校もあります。

 日本の遊びを一緒に楽しむ、英語で会話する、一緒に絵を描く・作る、ダンスや

 ドラムのワークショップなど、ご希望に合わせたプログラムをご準備できますので

 お気軽にお問合せください。