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■ヘラルド紙に、ジャナグル、6月に日本ツアー の記事が載りました 

herald jenaguru japan tour 004
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■チカップ美恵子さん、たくさんの贈り物をありがとう。 

 冬の祭りのにぎわいが吸い込まれそうなほど、深々と雪が降り
続く日、友人のチカップ美恵子さんが逝った。

 1月末には、チカップさんのアイヌ文様刺繍展「アイヌ・ネノ・
アン・アイヌ」が、北海道文学館で開催され、1週間に1000人を
超える、これまでにない入場者数を記録、新刊「カムイの言霊」
(現代書館)が、その会場で先行発売されたばかりだった。

 チカップとは、アイヌ語で鳥という意味である。鳥のように自由に
心を飛ばすことができるチカップさんは、分筆家であり詩人であり、
すぐれたアイヌ文様刺繍家であり、そして闘士だった。

 学術書に「滅びゆくアイヌ民族」として自分の写真を無断で使われ、
更科源蔵など研究者を「肖像権裁判」に提訴したのは1985年である。
 チカップさんの最後の展覧会の会場となった北海道文学館の創設
者が、その更科源蔵であることは2月6日、札幌で開かれた「送る会」
で知った。
 
 「送る会」の会場には、チカップさんのアイヌ文様刺繍が飾られ、
祭壇には、著書、記録ノートが積まれ、娘さんと一緒の写真が立て
られ、昨年6月に退院された時の「チカップさん、お帰りなさい」
という新聞記事があり、参列した友人が「世界一の祭壇」と讃える
ほど、すばらしかった。

 チカップさんのお母さんは詩人の伊賀ふでさんで、アイヌ文化復
興に力を尽くした山本多助エカシは伯父さんにあたる。チカップさ
んが、最も影響を受けたのは、このお二人なのだろう。お二人の話は
本当に興味深く、話題にのぼることが一番多かった。
 
 短い時間だったが、一生の間に何度も考えなくてはならないことを、
私は、チカップ美恵子さんに教わった。
 心から感謝している。
                      (ハラレにて)     

写真は、「送る会」の発起人代表 植村佳弘さんから参列者に渡された

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