■ 大幅に遅れる郵便物
12月に日本に戻り、数日後に頼まれていたものを郵便局からEMSで
ジンバブエに送ったが、今だに届いていないらしい。
エクスプレスメールサービスを略してEMS、これだと通常のエアーメール
よりも早く配達されるはずなのに、もう1ヶ月が過ぎてしまった。
ハラレの郵便局に問い合わせたところ、なんと「EMSでも2~3ヶ月かかる場合
がある」と言われたそうだ。
EMSで数ヶ月かかるなら、航空便や船便はどれくらいかかるのだろう?
以前は、2ヶ月くらいで届いた船便の小包が、ここ1~2年の間に半年もかかる
ようになっている。
一体小包は、どこに一番長く置かれているんだろう?
日本の郵便局は、投函した数日後に、小包は日本を出ていると印を押したように
答える。
果たしてこの米は、いつジンバブエの自宅に届くのだろう・・・・と思いながら
石狩平野でとれた米をパッキングしている。
高橋 朋子
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- [2009/01/17 01:11]
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■ 新学期が延期となったジンバブエ
昨夜遅く、ジンバブエから電話があった。
1月13日からはじまるはずの新学期が、2週間遅れ
1月27日になったと言うのである。
どうしてなのか聞くと、11月の進級テストの採点が
まだ終わっていないためだと言う。
ジンバブエでは、試験の採点は、休み中に全国から教師が
ハラレに集まり、数日かけて集中的に行われる。
そして教師には、政府から特別手当のようなものが払われる
のだが、その額が少なすぎると、教師たちが採点を
拒否したのだ。
今や、アメリカドルかランドがなければ買い物すらできないのに、
ジンバブエドルで払ってもらっても仕方がないというのだろう。
1学期は2週間短くなり、この先、挽回することも考えられない。
それどころか、先生のストが長引けば、学校はカラッポになって
しまうだろう。
そして、次の試験もおぼつかなくなるのだ。
今年も昨年を上回るような困難が待ち受けている。
今年一年生になるティチャファラは、せっせとアルファベットの
練習をして学校に行くのを楽しみにしているらしいが・・・。
高橋 朋子
1月13日からはじまるはずの新学期が、2週間遅れ
1月27日になったと言うのである。
どうしてなのか聞くと、11月の進級テストの採点が
まだ終わっていないためだと言う。
ジンバブエでは、試験の採点は、休み中に全国から教師が
ハラレに集まり、数日かけて集中的に行われる。
そして教師には、政府から特別手当のようなものが払われる
のだが、その額が少なすぎると、教師たちが採点を
拒否したのだ。
今や、アメリカドルかランドがなければ買い物すらできないのに、
ジンバブエドルで払ってもらっても仕方がないというのだろう。
1学期は2週間短くなり、この先、挽回することも考えられない。
それどころか、先生のストが長引けば、学校はカラッポになって
しまうだろう。
そして、次の試験もおぼつかなくなるのだ。
今年も昨年を上回るような困難が待ち受けている。
今年一年生になるティチャファラは、せっせとアルファベットの
練習をして学校に行くのを楽しみにしているらしいが・・・。
高橋 朋子
- [2009/01/09 00:06]
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■ いたたまれない新年のはじまり
小樽の花園町に高いレンガを積んだ煙突がそびえる”つるや”という古い
餅屋がある。建物は昭和のままで、本当の餅屋という感じだ。
今年も、そのつるやの餅で雑煮を作り、新年を迎えた。が、テレビから流れる
新年のニュースの残酷さはどうだ。
切なくて、雑煮の味もしなくなる。
イスラエルがガザに入り込み、地上戦をはじめた。
パレスチナ人は国境を閉ざされ、隣国に逃れることもできず、水、食料、電気、
燃料に困窮した上、いつイスラエル兵がやってきて殺されるかわからない恐怖
にさらされている。
すでに多数のこどもや女性を含む500人以上の一般市民が殺された。
しかし、国連は何の力も発揮しない。
まるで国連=アメリカ、そしてアメリカは、まるでイスラエルの兄弟のようだ。
ジンバブエにいる時は、プレステレビ(イランの国際放送)やレバノン発の
ニュースが見れるので、アラブ諸国の視点で内側と外側を見ることが
できるが、日本のニュースでは、表面しか伝えず、みなアメリカ寄りである。
以下のサイトでは、ガザ市内の状況を多数の写真で伝えていると、読者が
知らせてくれた。是非、見て欲しい。
http://www.webdice.jp/dice/detail/1195/

パレスチナ人のLama Hamdan(4歳)が埋葬される 2008年12月30日(photo by Amir Farshad Ebrahimi)
アメリカでは、オバマの就任が近づいている。
大統領の子弟が通う私立の学校など、そんなニュースはもう十分だ。
その学校の子どもたちと同じ年齢の子どもたちを、容赦なく殺し続ける
イスラエル、そのイスラエルとの関係をオバマはどうしていくのか。
アメリカの大統領選挙を見守った人たちは皆、その第一声を待っている
のであるが・・・・。
餅屋がある。建物は昭和のままで、本当の餅屋という感じだ。
今年も、そのつるやの餅で雑煮を作り、新年を迎えた。が、テレビから流れる
新年のニュースの残酷さはどうだ。
切なくて、雑煮の味もしなくなる。
イスラエルがガザに入り込み、地上戦をはじめた。
パレスチナ人は国境を閉ざされ、隣国に逃れることもできず、水、食料、電気、
燃料に困窮した上、いつイスラエル兵がやってきて殺されるかわからない恐怖
にさらされている。
すでに多数のこどもや女性を含む500人以上の一般市民が殺された。
しかし、国連は何の力も発揮しない。
まるで国連=アメリカ、そしてアメリカは、まるでイスラエルの兄弟のようだ。
ジンバブエにいる時は、プレステレビ(イランの国際放送)やレバノン発の
ニュースが見れるので、アラブ諸国の視点で内側と外側を見ることが
できるが、日本のニュースでは、表面しか伝えず、みなアメリカ寄りである。
以下のサイトでは、ガザ市内の状況を多数の写真で伝えていると、読者が
知らせてくれた。是非、見て欲しい。
http://www.webdice.jp/dice/detail/1195/

パレスチナ人のLama Hamdan(4歳)が埋葬される 2008年12月30日(photo by Amir Farshad Ebrahimi)
アメリカでは、オバマの就任が近づいている。
大統領の子弟が通う私立の学校など、そんなニュースはもう十分だ。
その学校の子どもたちと同じ年齢の子どもたちを、容赦なく殺し続ける
イスラエル、そのイスラエルとの関係をオバマはどうしていくのか。
アメリカの大統領選挙を見守った人たちは皆、その第一声を待っている
のであるが・・・・。
- [2009/01/08 00:04]
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