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■ 帰り道 

買い物を終えて外に出ると、遠くにあった雨雲が
泳ぐようにやってきていて、夕方のような薄暗さだ。

ハラレドライブを歩いていると、
道行く車に片手を上げ、ピュ―ッと口笛を吹いて
ヒッチハイクをしようとしている少年がいた。

どの車も雨を避けたいのか、すごいスピードで走り去り
一向に停まる気配はない。

「どこまで行くの?」と、声をかけてみた。
「ヒップリーまで」と少年は答える。
    ヒップリーなら30分くらいの距離なので
    私は少し安心した。
「雨が心配なの!」と少年は言う。
    見ると傘も持っていない。
「どこの学校に行っているの?」
「ダニコです」
    私達は並んで歩き出した。

「今、何年生?」
「フォーム4(中学4年)です」
「名前は?」
「ファライ・チカラ」
    ファライとは”幸福でいること”、チカラとは、
    ”野生の動物”という意味だ。
「いつからダニコスクールに通っているの?」
「去年からです。父が亡くなって、母はその前の年に亡く
なって、それで田舎から出てきたの。今は、叔父さん
 の家にいる。」
「田舎はどこ?」
「ムタレの近く。最近、ダイヤモンドが出たあの村!!」
「あの村なら、知らない人はいないよね!!」
    そう言うと、少年はニッコリと笑った。
    今、こちらはダイヤモンドブームで、ヨーロッパ
    からも鑑定人が来ているのだ。
    少年は5人兄弟で、3人はそれぞれ別の町の親戚
    の家で暮し田舎には1人しかいないと言う。
「学校はどうですか?」
「本を読んで勉強してます!ただ、学校まで1時間以上
 歩かなきゃならないので、自転車があればなあ!と思う」    
    本当に自転車を買ってプレゼントしてあげたいくらいだ。

話しがこのあたりまできた頃、私は家に着いた。

雨はパラパラと落ちてきたが、空は明るく、雲間から
青空が見える。

少年が帰宅するまで、大雨になることはないだろう。
                      
                        (高橋)
           

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■ ジャナグルアートセンター進行状況! 

center12.jpg


アートセンターは、リンテル(入口や窓の上の横木、ここでは
セメントを固めたもの)が入り、最終的な壁の高さまで、煉瓦
を積み終えました。
建物の中の間仕切り壁もでき上がり、今は建物の外側に
つけるベランダの床下を1m近く掘っているところです。

セメントと一緒にこねる砂と小石を買い足したところ、
建物が砂山に隠れてしまい、こんな写真になってしまいました。
見にくくてすみません!


center12.jpg


ところで、このアートセンターは、これまでシェラトンホテルの
すぐ近くと紹介してきましたし、この写真の右上にも金色の
板を2枚積んだようなシャラトンホテルの上部が写っています。

しかし、先日、ホテルに用があり、近くで建物を見上げたところ
壁の一番上についていた看板が見当たりません。
アップリケをほどいたような  S h e r a t o n  
という文字がステッチの跡のように残っているだけです。

入口のガードマンにそっと聞いてみたところ、シェラトンはレイ
ンボータワーホテルに変わったとのことでした。「断水を
やらかしたために、リストから落とされた」という話しです。

よく見ると、入口に黒く目立たない新しい看板が出ていて、
これまで★★★★★5ツあった星がひとつ減って、4ツ星に
なっていました。

そのうちに、マネージャーと交渉し、日本からジャナグルアート
センターにお越しいただいたみなさまには、スペシャル料金で
奉仕してもらおうと思っていたシャラトン、いやレインボータワー
ホテル、どうか、これ以上★が減ることがありませんよう、
陰ながら応援していますので、
その時には、よろしくお願いします!!!

■ ジンバブエ遺跡からハラレに戻りました! 

ジンバブエ遺跡

*世界遺産に選ばれたジンバブエ遺跡の入口です。

 
 2月12日までの2週間、ハラレから320キロのマシンゴ
 地方にあるジンバブエ遺跡(グレイトジンバブエ)で、NHKの
 テレビ番組の撮影のコーディネーターをしました。
 
  マシンゴ地方は、2週間以上、雨が降っておらず、湿度は
 ないものの太陽の下は暑く、日に焼けて顔が痛い!ほど。
 体力も確かに必要でしたが、あまりに濃厚な日々だったためか
 気持ちが元に戻るまでに時間がかかり、やっと今日あたり
 から、以前の意識に近づいてきた感じです。
 
  遺跡には、これまで数回行っており、今回は4年ぶりでしたが、
 何度見ても新たな感動があります。
  頂上で、ゆっくりと瞬きをすると
 1000年前にだって行けそうな気がするのです。  

  昨夜は、遺跡の中の特別の役割を持つ石に、赤いリボンを
 巻いて結ぶ仕事を仰せ付かる夢ましました。
  遺跡が丸ごと地球からはがれ、空に上っていくのも見た
 ような気がするのですが、それも夢だと思います。
 
  一体、どんな遺跡なのか? 誰が暮していたのか?
 そこではンビラも演奏されていたのか?
  
  番組は3月末に放映の予定です。
  詳しいことは改めてお知らせしますね!
  是非、お楽しみに!!!

※ ご心配をおかけしましたが 以前のメールは順調です! 
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