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■ ジンバブエに向かいます。 

明朝、成田からキャセイ航空で、香港を経由して南アフリカ
へ、南アフリカのヨハネスバーグからは、エアージンバブエ
でハラレに戻ります。
このたびも、色々な方に大変お世話になり、心から感謝して
います。本当にありがとうございました。

ジャナグルアートセンターはスラブの段階まで完成しました。
ハラレに戻り次第、写真を添えてご報告いたします。

ウガンダからの手紙によると、カンパラは雨続きで、長袖やセ
ーターが欲しいほど冷え込んでおり、そこからすぐの隣国ケニ
アのトルカナ地方では雨が降らず、大干ばつになっているそう
です。
遊牧民であるマサイ民族のなかには、遊牧から別のスタイルに
変えることを考える人たちが出てきているとのこと。
気候が極端になってきているようです。

今日の小樽は、夕方から雪が降りはじめ、天狗山はまるで美し
い水墨画。朝は10月並みの暖かさだったのですが。


次回は真夏のハラレから良いニュースをお届けしたいです。

                       (高橋)

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■ 一代限りの種 

▼  小樽の喫茶店でジンバブエの紹介をした時のこと。
  余市で農業を営んでおられるご夫婦が、どうしても
  聞きたいことがある、と話しかけてきた。
  
   「ジンバブエでは、主食の白いとうもろこしの種は
  買って植えているのか、それとも、収穫したものを
  保存して植えているのでしょうか?」

   私は、毎年、買って植えていると答えた。
  ジンバブエでは10月になると、マーケットに植えるた
  めのとうもろこしの種子が袋入りで並ぶ。
   量は1キロ詰めから20キロ詰めまでとさまざまだが、
  種の色は、みな蛍光がかったピンクかグリーン色で、
  薬品で処理されている。
   
   その種が実り、翌年のために実を保管しておいて植え
  ても、残念ながら育たない。一代限りの種なのだ。
   よって、人々は毎年、種を買わなくてはならない。  
   つまり、お金が必要となり、お金がなければ主食も育て
  られない。お金の奴隷状態で、土だけでは生きていけない
  しくみになっているのだ。

   「やっぱり・・・アフリカもそうですか」そのご夫婦は
  唸った。「アメリカがこんな風にしたんですよ、種を支
  配しているんです」
   
▼  はたして、いつ頃から、こうなってしまったのか。
  私が子どもの頃、祖母は色々な野菜を植えていた。
  できの良いとうもろこしを干して保存し、翌年植えていた。
   その頃は、”もちきび”という黒っぽい色のとうもろこ
  しもあり、色の並び方を見るのも楽しく、味わい深かった
  ような気がする。
   祖母は自慢の種を近所の友人に分け、また交換すること
  を楽しみにしていた。

   いつのまにか、とうもろこしはみんな黄色になり、砂糖
  をまぶしたような甘さになり、種は買うものになってし
  まった。

▼  ジンバブエではどうか。
   60年代以前に生まれた人たちは、種を保存していたこ
  とを覚えている。
   同じ頃に世界中の種が一代限りになってしまったのだ
  ろうか。

   そういえば、函館のあるグループが中国人からもらった
  という種用のもろこしを見せてくれたことがある。
   ということは、日本でも、種子を引き継いでいる人たち
  がいるのかもしれない。

▼  あれ以来、種子を買うときには原産国が気になり、袋の裏
  を必ず見る。
   デンマーク、アメリカ、オランダ、ほうれんそうもチンゲ
  ン采もみな外国産だ。一代物であるだけでなく、みな外国か
  らきた種なのだ。食料だけでなく、種子まで輸入に頼ってい
  るのだろうか。
  
▼  ジンバブエは今、雨季を迎え、とうもろこしが芽を出す季
  節である。
   もし、自分たちで種子を引き継ぐことができるとうもろこ
  しがあれば、アフリカの人たちは、ここまで空腹に苦しめら
  れることはないだろう。

                        (高橋)
 
   
   

   
   
   

■ 満月のなかのヘアーサロン 

▼ 私のジンバブエの友人、M・マジョは、10年以上前から
王冠に絵を描きバッジやマグネット、イアリング、ネックレ
スなどを作って売っている。

 国内はもとより、数年前には100個以上の王冠に絵とシ
ョナ語を書いて貼り付け、伝統的な暮らしを紹介する作品を
作り、イタリアでも賞を受賞した。王冠絵の先駆者である。

 マジョは今でこそ筆で描いているが、はじめは筆もままな
らず、マッチの軸を削ってその先で絵を描いていた。
 
 絵は年々上手くなり、今や王冠にアフリカの女性を描かせ
たら、マジョの右に出る者はいない。

 そのほのぼのとしたユーモアすら感じさせる絵のファンは
多く、2002年のジャナグル北海道ツアーでは、ワークシ
ョップに参加した子どもたちへのプレゼントに王冠バッジを
選んでくれた主催者もいた。


▼ 昨年、友人を通じて苫小牧のヘアーサロンからマジョの王
冠に描かれた絵を店のマークにしたいという申し出があった。
マジョは大喜びである。

 先日、その店を訪ねた。

 ★★ 苫小牧のプラザホテルニュー王子の1階にあるSHAMPOO
    (シャンプー)、0144-31-5388

 入口のガラスのドアに、満月の中で髪を結っているかのよう
な楽しい絵があった。

 スタッフの名詞も可愛いこのマーク入り。

 成功している! 
 

満月のなかのヘアーサロン ドアと店長


「是非、お越しください」と、シャンプーのオーナーの福積さん

■ イボンヌのングンドゥ 

 神戸のたんぽぽの坂田先生から、イボンヌがモデルになってかぶっていたングンドゥが届いたという連絡がありました。


  『 早速ありがとう。
    めずらしいので、みんなで、かぶりあって楽しみました。
    松山雄太君が一番似合っていました。』


 坂田先生は、ダンスも大変うまく、場をパーッと明るくする才能があります。私も機会を作って、たんぽぽに色々なことを教わりに行きたいです。

 

■「フライング ハイ アフリカ」と「Inconvenient Truth」 

◆ タイトルどおり、この本は、すべてアフリカの上空から撮影した写真で構成されている。これまで、私は、ジンバブエからケニア、ウガンダ、南アフリカに向かう飛行機に乗るたびに、首が痛くなるほど窓の外を眺め、美しい自然に魅了されてきた。
 しかし、この写真集にあるような生きる営みの素晴らしさを杭で打つような光景を見るのは初めてである。

 生きる人間、生きる動物、生きている川、山、海、赤土、砂、雪。耳を澄ませばそれらが呼吸する音さえ聞こえてきそうだ。
 そして、耳を澄ましながら、はたして、この山は今もこのように生きているだろうか、はたしてこの川は今も水をたたえているだろうかと気になってくる。

◆ それは、香港から南アフリカに向かう飛行機の中で、アル・ゴア(アメリカの前副大統領)のドキュメンタリー映画「An Inconvenient Truth (不都合な真実)」を見たためだ。
 地球の温暖化を世界各地から報告するこの映画を、私は4回も見続けた。
 
 ”温暖化対策より経済を優先”という声に、ゴアはイラストで答える。天秤の片方に地球が載っていて、もう一方には金の延べ棒が載っている。「地球と金を比べるって?」というゴアの声に、会場から笑い声が起こった。

 映画は、
 
 あなたは、何からはじめればよいか、
 
 www.climatecrisis.net/ を訪ねてください、 で終わる。

 このドキュメンタリーのDVDは、今日11月21日発売、アマゾンで購入できる。
Inconvenient Truth (Ws Sub Ac3 Dol Chk)


 
◆ さて、ジンバブエでは、スーパーマーケットの買い物袋は有料なので、たいていの人は袋持参で買い物に行く。
 
 先日、小樽のパン屋で、店員さんに「パンをひとつずつ袋に入れずに全部をひとつの袋に入れて下さい」と言うと、「でも、べとつきますよー」と不満そうな返事が返ってきた。
 指がべとつくのと地球のどっちが大事なのか。

 あの映画を見て以来、日に何度も地球の載った天秤が頭に浮かび、計ってしまうのである。

本の ご紹介~ Flying High Africa 

 アフリカ在住の友達と入った古本屋で
釘づけになってしまった本です。

全600ページ フルカラーの洋書ですが、
表紙のシマウマの写真から 
戦う象の姿、水から駆け上がるキリンの群れ
薪を頭の上に載せて歩く人間の姿。。。。

上空から見た アフリカの姿を写した
たくさんの写真家の作品を集めたものです。

一枚一枚に 溜息をつきながら 見ていくと
100ページも見た頃には 自然の偉大さに心打たれ
又今度にしよう という気持ちになります。

というわけで この本を終わりまでまだ見たことがありません。

いくらするのだろうと思ってネットで検索したら
2400円!  安過ぎる!!!

もしも アフリカを見てみたいと思ったなら
この写真集をオススメします。  凄いですから!
    (高橋さんのおしゃべりを HALが聞き書きしました)

■ 谷岡郁子さんの「みんなでいっしょに国会に行く会」 

今年の夏、ジャナグルが演奏し、またジャナグルのダンサー
 のバーバラとキャサリンがダンス部の皆さんとワークショップを
 するなど、交流を深め、大変お世話になった名古屋の中京女子
 大学。その中京女子大学の学長である谷岡郁子さんが、この
 たび、「みんなでいっしょに国会に行く会」を作りました。
 
  手元に届いたリーフレットには、
  
   自ずと愛せる国へ、集まれ微力。
   谷岡郁子は微力の代表です__とあります。
 
   『 国民のための国家が、実感できる国へ
   愛国心は強要されるものではありません。
   
   私も微力な国民にすぎません。
     しかし微力は無力ではありません。
   
   「普通の感覚」それは、生身の人間が生活・仕事の現場で
   格闘することを通じて得られるものです。
   「現場主義」永田町や霞ヶ関では、大切なことは見えません。
   現場による現場のための現場改革が進められるような
   政治が必要です。』
   
   だから、いっしょに国会へ行こう、というのです。
  
   掛け言葉は「バスが出ま~す」
   2006年の国会行きバスは、11月29日、12月23日に
   名古屋から出発します。
 

 さて、谷岡さんは、どういう方なのでしょう?
 ジャナグルのツアーアルバムでご紹介させてください。

’06ジャナグル 名古屋コンサートの様子
 7月25日名古屋のコンサートのリハーサル光景。
 ステージにかけ上がり、キャサリンと一緒にイシェコンボレラ
 アフリカ(神よ、アフリカに祝福を)を熱く歌い、踊ったのでした。

  
  ★ 詳細は 谷岡チャンネルhttp://www.taniokachannel.com/ 
    をご覧ください。
    私も応援しています!
(ジャナグル 高橋 朋子)

■ もうひとつのングンドゥも人気あり 

1721.jpg1720.jpg





  ジンバブエでは伝統的な儀式でかぶるダチョウの羽根の帽子をングンドゥと呼びますが、この山あらしの体表のトゲを縫いこんで作った帽子もまた、ングンドゥです。

  トゲの先は、ペン先になるほど鋭く、色はごらんのとおり黒と白。学校公演では、このトゲが本物だと言うと「エーッ!」と子ども達から声が上がり、演奏がはじまると、ステージに登って後ろからメンバーがかぶっているングンドゥに触りに来るのでした。


  白と黒のビーズを編んだトゲの根元の三角形の模様は、ジンバブエ遺跡の石積みに見られ、国のシンボルにもなっています。
 
  今日は、イボンヌがモデルです。イボンヌはベニア板に描
 かれた肩から上だけのハンガー型のモデルで、数年前からア
 フリカ展のドレスや帽子、アクセサリーのモデルを勤めてい
 ます
  このイボンヌという名前は、胸の上の方に書かれてあり、
 他にミシェル、セカイ、ルドという名前のモデルがいますが、
 全員に共通しているのは、ふくよかさです。顔だけで全身の
 感じが想像できるのでした。

  こんなにトゲが長いングンドゥは珍しく、神戸のたんぽぽ
 から演奏の時に、と注文があったので送りました。
         (ジャナグル 高橋 朋子)

■ 長野県下諏訪町でジンバブエ紹介のお手伝い 

   この6月、ジャナグルが学校公演をした下諏訪を
  訪ね、カテッザ先生のジンバブエを紹介する講演会
  に参加しました。
   カテッザ先生はジンバブエ生まれで、子どもの頃の
  暮らしや気候、日本との違いなど、写真を交えて話され、
  私はジンバブエの”今”について、少しお話ししました。

   ジャナグルがツアーをしている間に、ジンバブエで
  起きた一番大きなニュースは、なんと言っても通貨が
  切り下げられたことです。
   ジンバブエではインフレが1000%を超えており、
  靴を1足買うにも札束が必要でした。政府は8月に
  デノミを決行し、ゼロを3つ取った新しい紙幣を発行
  したのです。それまでの1000ジンバブエドルは1ドルに 
  なりました。最高額紙幣は1万ドルです。
  
   よって、商店やマーケット、コピー屋などでは、今も
  混乱が続いており、価格の話になると、ゼロがいくつついて、
  金額はいくらなのかと、人々はとても注意深くなっています。
  
   中には、デノミ後も値段が上がっている品物があり、
  以前の価格なのか、または新しい値段なのかわからず、
  あちこちで「以前なら○○○○○○ドル、今で言えば
  ○○○ドル」と両方の数字を声にして確認し合うこのごろです。

   会場では最後に、カテッザ先生が教えている下諏訪南小学校
  のジャナグルコンサートのDVDを放映しました。
   授業のチャイムではじまるこのDVDは、うまくまとめられており、
  児童が次第に心を開き、全身で音楽を楽しむ様子が
  手に取るように伝わってきます。
   また、ジャナグルが演奏を終えて体育館から出る時に
  次々と児童が立ち上がってメンバーに握手を求めるので、
  あまりのかわいさに、会場から笑いと拍手が起こりました。
   
   このDVDを見ていただく機会を作りたいと思っています。
            (高橋 朋子)

■ ハラレで最も賃貸料が高いビル(らしい) 

ジェイソン・モヨ通り

  久しぶりにジェイソン・モヨ通りを歩いた。
 この通りの名前は、1977年、ザンビアの首都ルサカでロー
 デシアのエ-ジェントが送った小包爆弾によって殺された
 独立の闘士ジェイソン・モヨからきており、氏を称えて、独
 立後に改名されている。

  左側のファーストミューチュアルのビルを見たとき、こ
 れまで日本で、何度も聞かれた質問を思い出した。その
 質問とは、「ジンバブエにビルはあるのでしょうか?」と
 いうものだ。 
 そういう疑問をお持ちの方に、是非見ていただきたいこのビル。

ハラレで一番家賃がおたかいビル?

  ビルの窓ガラスはみな鏡になっている。丁度左側半分に
 向かい側のビルが映っているのか、不思議なシマウマ柄に見える。
  このビルには以前、ルフトハンザのオフィスが入っていた。
 国で一番大きな紅茶の会社も入っている。ある時、紅茶を買いに
 行くと、「このビルはハラレで一番家賃が高いので、みんな
 な引越してしまうのよ」と、その会社の人が言っていた。
 その後、どうなっただろう。

  土曜日とはいえ、通りは随分と車が少ない。
 ガソリンがまだ不足しているのだ。(10月末記)

■ 神戸のたんぽぽに、ングンドゥを届けました。 

   たんぽぽは、神戸市灘区にある小規模授産施設です。
  昨年、神戸元町商店街のみみずく舎でアフリカンア-ト展 
  をした際に、たんぽぽの坂田先生から白いングンドゥの注
  文をいただいていたのですが、白いダチョウの羽根を捜し
  るうちに、なんと1年が過ぎてしまいました。
   これまでなら、いつもの店に行けばたいてい手に入った
  のですが、今は白の羽根どころか、ダチョウの羽根自体が
  どこにも見当たらないのです。色々な人に聞いてみたとこ
  ろ、中国人が来て、全部買占めていくとのことでしたが、 
  真相はわかりません。
   もし、こんな状態が続いたら、ジンバブエの人たちは伝
  統的な儀式をどう進めたらいいのだろう・・・?と、少し
  心配になります。
   今回は、ジャナグルの演奏用にとっておいた黒のングン 
  ドゥがひとつあったので、何とかお届けすることができま 
  した。たんぽぽのみなさんはジャンベドラムを練習してお
  り毎年10月に開かれる発表会で使いたかったとのこと。
  残念ながら間に合わなかったです。

たんぽぽの坂田先生とみなさん

写真:ングンドゥをかぶっているのが坂田先生、背後は
      楽器、ジャンベドラムも沢山ある



   たんぽぽでは、フェルトを作った動物、マット、帽子や
  フィンランドの織機を使って織り上げた素晴らしい作品を
  年に1度発表し、販売しています。鮮やかな色使いで、作
  品のレベルはかなり高く、展示会ではあっという間に売り
  切れになるそうです。
   この日も、全員で京都で開かれている個展を見に行くと
  のことでした。全員が揃ったあと、イエーィと腕を上げて
  写真を撮ったのですが、そのあたりから不調だった私の
  カメラが遂に動かなくなってしまい撮れませんでした。

フェルトの猫(製作中)

写真:フェルトで作った人気の猫、乾燥中。これから 
      耳、目、ひげが加えられていく。

              (高橋 朋子)
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